最果ての向こう

誰もいない

人生は妥協の連続なんだ

 年明けてますね。おめでとうございます。

 相変わらず負の感情を抱きながら生きている毎日です。

 今日も家帰って泣きながら音楽聴いてました。

 なにかが折れた日でした。

 彼らはたかがファミレスの店員になにを望んでいるのでしょう。

 高度なサービスを求めるならファミレスなんかではなく、もっとお高いレストランへ行けばいいのです。

 きっとそんなところへ行ったこともないだろうし、これからも行けることはないのでしょうけど。そういう場所へ行けるレベルの人間だとも思えませんし。

 従業員とはいえ平気で初対面の人を見下せて人前で貶しめることができる人間ってどうしてあんなに似た顔をしているのでしょう。性格の悪さがあまりにも滲み出すぎています。

 それでもわたしは立場上なにも言うことができません。こういうところが生きづらいと言っているんです。

 何も言えずに、ひたすら好きな人の名前を心の中で呪文みたいに唱えるのです。

 あなたならきっとうまくできるんだろうし、そんなあなたが好きだし、そんなあなたみたいになりたいとずっと思っている。

 あなたの長ったらしい魔法みたいな言葉を思い出しては耐えて、楽しそうに楽器を弾いて歌うあなたを思い出して、あなたに会えることだけを考えて、一人になってあなたの歌を聴いて泣くのです。

 ずっと救われているし、ずっと逃げ場所になっています。

 それでいいんだよとあの人は昔笑ってステージの上で言いましたが、本当にこのままでいいのかなとふとした瞬間に思うようになって。

 それでもきっとわたしはあの人を逃げ場所にすることをやめられないのです。

 ずっと音楽に溺れて生きていきたいだけなのにな。